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新卒採用 中途採用 採用ノウハウ

エンジニア向けの採用サイトを制作するときのポイントは?参考事例を紹介

2025/04/28

エンジニアの採用市場は競争が激しく、優秀な人材を確保するためには企業の魅力を的確に伝える採用サイトの活用が欠かせません。しかし、エンジニア向けの採用サイトでは何を意識して制作をすればよいか分からず、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

本記事では、エンジニア向け採用サイトの必要性や制作時のポイント、参考になる事例を紹介します。求職者の心を動かし、優秀なエンジニアの採用につなげるための採用サイト作りに役立ててください。

エンジニアの採用サイトの必要性

ここからは、エンジニア向けの採用サイトの必要性について紹介します。

エンジニアの人材獲得競争が激化している

近年、IT業界をはじめとする多くの分野でエンジニアの需要が急速に高まっており、企業間での人材獲得競争が激化しています。デジタル化の進展やAI、クラウド技術の発展に伴い、優秀なエンジニアの確保が企業の成長に直結するようになりました。

エンジニアは専門性が高く、自分のスキルを活かせる環境を求める傾向があるので、企業の技術スタックや開発環境、さらにはチームの文化や働き方について具体的に伝えることが重要です。

一般的な求人サイトではこうした詳細情報を十分に伝えきれないため、エンジニア向けに特化した採用サイトを制作する必要性が増しています。

職種の専門性が高い

エンジニア職は専門性が高いため、一般的な採用サイトでは十分に情報を伝えきれません。

そしてエンジニアは業務内容や使用する技術、開発環境に強い関心を持っているため、エンジニア特化の採用サイトではこうした専門的な情報を提供することが重要です。

例えば、どのプログラミング言語やフレームワークが使用されているのか、開発プロセスはどのように進められているのかなど、企業選びに直結する要素をサイト内に含めるようにしましょう。

エンジニア向けの採用サイトを作るときのポイント

ここからは、エンジニア向けの採用サイトを作るときのポイントについて紹介します。

シンプルで分かりやすいデザインにする

エンジニア向けの採用サイトを作る際には、シンプルで直感的に情報が得られるデザインを採用しましょう。エンジニアは日頃からWebサービスや開発ツールを扱う機会が多く、デザインの洗練度にも敏感です。

それゆえにエンジニアは、サイトの視認性やナビゲーションの分かりやすさを重視する傾向があるので、必要な情報にすぐにアクセスできることが求められます。

専門的な技術情報を充実させる

エンジニア向けの採用サイトでは、技術情報の充実度も意識しましょう。求職者はどのような技術環境で働くことができるのか、どのような開発スタイルが採用されているのかを知りたいと考えています。

そのため、使用しているプログラミング言語やフレームワーク、インフラ環境について具体的に紹介することが重要です。

例えば「当社ではフロントエンドにReact、バックエンドにNode.jsを使用し、クラウド環境はAWSを活用しています」といった形で、具体的な技術スタックを明記すると、求職者が自分のスキルとのマッチングを判断しやすくなります。

チーム雰囲気や価値観について発信する

エンジニアにとって、どのようなチームで働くのか、どのような価値観を持つ企業なのかは非常に重要なポイントです。特に、技術的な成長を重視するエンジニアにとっては、チームの雰囲気や協力体制が働きやすさを決定づける要因となります。

そのため、採用サイトでは企業のビジョンに加え、エンジニアチームの文化や開発に対する考え方をしっかり伝えることが求められます。

また、エンジニアのインタビュー記事や働く上でのエピソードを紹介することで、企業の価値観がよりリアルに伝わるでしょう。

開発の流れや業務プロセスを発信する

エンジニアは、開発の進め方や業務プロセスがどのように構築されているのか知りたいと考えていることが多いです。採用サイトでは、企業の開発フローを具体的に説明し、どのような手順でプロジェクトが進行するのかを記載しておくとよいでしょう。

例えば、アジャイル開発を採用している場合は、「スクラムを導入し、スプリントごとにタスクを分割して進めています」といった形で、開発手法を詳しく説明することで求職者が実際の働き方を想像しやすくなります。

技術的な挑戦や社内イベントを発信する

エンジニアは、新しい技術に挑戦できる環境を重視する傾向があります。そのため、採用サイトでは、社内で取り組んでいる技術的な挑戦やイノベーションの事例を紹介することが効果的です。

例えば「機械学習を活用した新しい分析システムを開発中」「マイクロサービス化に向けた取り組みを進めている」といった具体的なプロジェクトを紹介すると、求職者の興味を引くことができるでしょう。

働く環境について発信する

エンジニア向けの採用サイトでは、エンジニアが快適に働ける環境を整備していることを伝えることが望ましいです。

リモートワークやフレックスタイム制度などの働き方に関する情報は、多くの求職者にとって関心の高いポイントです。

例えば「当社ではフルリモート勤務が可能で、自宅からでも働けます」「コアタイムなしのフレックスタイム制を導入しており、自由な働き方が可能です」といった具体的な情報を掲載すると、求職者が自分の希望する働き方と合致しているかを判断しやすくなります。

エンジニアの採用サイトの参考事例

ここからは、エンジニアの採用サイトの参考事例について紹介します。

STORES株式会社

STORES株式会社は、ネットショップやキャッシュレス決済などのサービスを提供するITベンチャー企業です。

採用サイトは、白色の非常にシンプルなデザインを取り入れており、無駄な情報が一切ありません。

また、採用サイト内のブログでは、利用している技術やエンジニアインタビューなどを掲載し、エンジニアの方が働くイメージを持ってもらえるような工夫がなされています。

企業文化や働き方、社員など求職者が求める情報だけ届けることを徹底されています。

参照:STORES株式会社

エン・ジャパン株式会社

エン・ジャパン株式会社は、インターネットを活用した求人・求職情報サービスを提供する会社です。

黒色をベースにした採用サイトを公開しており、「現在募集中の職種」という項目で求めているエンジニアがまとめられています。

データエンジニアやAIエンジニア、QAエンジニアなど具体的な職種でまとめられているので、求職者の目にも留まりやすくなっています。

参照:エン・ジャパン株式会社

株式会社カオナビ

株式会社カオナビは、タレントマネジメントシステム「カオナビ」の開発・販売・サポートを行う会社です。

採用サイトでは社内勉強会や書籍レンタルなどの自社制度を強くアピールしており、エンジニアが成長するための土台があることを伝えることに成功しています。

自社制度に強みを持つ会社であれば、良い参考例になるでしょう。

参照:株式会社カオナビ

株式会社フォーラムエンジニアリング

株式会社フォーラムエンジニアリングは、エンジニアの派遣や紹介事業、障害者福祉事業などを展開する会社です。

採用サイトはシンプルさと分かりやすさを重視しており、業種紹介と選考フローの紹介に力を入れています。エンジニア職の中でも業務ごとに分けて説明をしており、どのような業務があるか理解しやすい点もポイントです。

また、採用サイトをどこまでスクロールしても、必ず右端に「ENTRY」が追従するようになっているので、求職者の応募機会を逃さない作りになっています。

参照:株式会社フォーラムエンジニアリング

株式会社ネクサス

株式会社ネクサスは、自治体や企業のシステム・ソフトウェア開発を行っている会社です。

白色をベースにしたシンプルな採用サイトが特徴で、下にスクロールしたときに「会社案内」「求める人材」「事業紹介」の3つのリンクを設置しています。

情報量はやや少なめですが、求職者がどこへアクセスすれば求める情報があるのか直感的に分かるようになっています。

参照:株式会社ネクサス

サイボウズ株式会社

サイボウズ株式会社は、グループウェアの開発・販売を行うソフトウェア会社です。

採用サイトのトップに社員同士が談笑する写真が表示されており、フレンドリーな職場という印象を与えるよう意識されています。

ページ下部の事業紹介を「基本を知る」「事業を知る」「仕事を知る」の3つに細分化し、情報が分かりやすくまとめられていることもポイントです。

参照:サイボウズ株式会社

エムスリー株式会社

エムスリー株式会社は、インターネットを活用した医療関連サービスを提供するベンチャー企業です。

採用サイトでは「エンジニアリングの力で医療の世界を変えていく」という大きなキャッチコピーを表示し、エンジニアの必要性を訴えています。

下には17分の自社エンジニアの対談動画が埋め込まれており、エンジニア求職者の興味を引く作りになっています。

参照:エムスリー株式会社

アイフル株式会社

アイフル株式会社は、消費者金融事業やクレジットカード事業などを展開する金融会社です。

採用サイトはエンジニアの求める情報を簡潔にまとめ、不必要な情報を省いたシンプルなデザインになっています。

情報量を抑えたシンプルな採用サイトを制作したい場合は、良い参考事例になるでしょう。

参照:アイフル株式会社

まとめ

当記事では、エンジニア向け採用サイトの必要性や制作時のポイント、参考になる事例について紹介しました。

エンジニアの人材獲得競争は激化しており、優秀なエンジニアの確保が難しくなっているのが現状です。自社に優秀なエンジニアを呼び込むためにも、エンジニア特化の採用サイトを作成しておくべきと言えるでしょう。

実際、多くの有名企業ではエンジニア用の採用サイトを公開しているため、この機会にエンジニア採用サイトの制作を検討してみてください。

株式会社キャンパスサポート

ピタリク運営事務局